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SDGsを企業に取り入れるには?

SDGsを企業に!サステナブルな企業って?実際どれくらいの企業が取り入れているの?

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2015年からスタートした持続可能な開発目標、SDGs(Sustainable Development Goals)。

今や小学生でも日常生活の中で「サステナブル!」と意識して行動しているほど、なじみのある言葉となりました。達成目標期限の2030年まで残り10年を切り、日本企業の現状はどのようになっているのでしょうか。具体的な取り組み事例や助成金についてもまとめています。

SDGs、企業はどれくらい導入している?

SDGs、サステナブル、持続可能な、、と当たり前のように耳にするようになってきましたが、実際今、どれくらいの企業が導入しているのでしょうか。SDGsに関する企業の見解について帝国データバンクが定期的に意識調査を行っています。

2021年7月に発表されたSDGsに関する企業の意識調査(2021年)の概要から見ていきましょう。

・調査期間:2021年6月17日~30日
・調査対象:全国2万3,737社
・有効回答企業数:1万1,109社(回答率46.8%)
なお、この調査は2020年6月に続き、2回目の調査となります。

SDGsへの理解や取り組みについて、「意味および重要性を理解し、取り組んでいる」企業は14.3%となり前回調査(2020年6月)より6.3ポイント増加しました。また、「SDGsに積極的」な企業は15.3ポイント増の39.7%と前年より大きく増加しました。

一方で、SDGsに取り組んでいない企業も50.5%と半数を超えており、SDGs の存在を知りつつも取り組んでいない企業が半数を占めることが分かりました。

このSDGs に積極的な取り組みを規模別に見ると、「大企業」では55.1%となり半数を上回りました。「中小企業」では積極的な企業は 36.6%で大企業より 18.5 ポイント下回り、SDGs に対する意識が企業規模で差が表れています。

SDGs17の目標、企業やオフィスで実現可能なものは?

SDGsが掲げる17の目標は以下です。その中で企業やオフィスで実現可能なものはどれでしょう。

1  貧困をなくそう
2  飢餓をゼロに
3  すべての人に健康と福祉を
4  質の高い教育をみんなに
5  ジェンダー平等を実現しよう
6  安全な水とトイレを世界中に
7  エネルギーをみんなに。そしてクリーンに
8  働きがいも経済成長も
9  産業と技術革新の基盤を作ろう
10 人や国の不平等をなくそう
11 住み続けられるまちづくりを
12 つくる責任、つかう責任
13 気候変動に具体的な対策を
14 海の豊かさを守ろう
15 陸の豊かさも守ろう
16 平和と公正をすべての人に
17 パートナーシップで目標を達成しよう

一般社団法人グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン(GCNJ)および公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES=アイジェス)がまとめた、日本企業の取り組み実態に関する最新の調査結果によると、重点を置く目標については、目標13の「気候変動に具体的な対策を」が76%と最も多くなっています。

次いで目標8「働きがいも経済成長も」目標12「つくる責任、つかう責任」が75%と続いています。データを取り始めた2017年と比較すると、17全ての目標が伸びており、その中でも目標9「産業と技術革新の基礎をつくろう」、目標11「住み続けられるまちづくりを」、目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」が30%程の伸びを示しました。

また、本調査結果からSDGsの推進活動主体が変化してきていることも見えてきました。
2017年の調査ではSDGsを推進するのはCSR部門が77.3%でしたが2020年には15%ほど低下しています。代わりにCEO、取締役会、経営執行会議体、経営企画部門が増加し、経営企画の中にIRと広報とサステナビリティの機能を統合するなど、組織として一体的に取り組むための体制整備に努めている企業が増えました。

企業のSDGs取り組み事例

では実際にどのようにSDGsをオフィスに取り入れているのでしょうか。企業全体で取り組む大きなスキームではなく、オフィスや各部署で直ぐに取り入れることができるような事例を紹介していきます。

目標13の「気候変動に具体的な対策を」

リユース・リサイクルへの取り組み、LED照明の導入、業務資料のオンライン化などがあります。自転車で小型荷物を運ぶエコ配を利用するというのもCO2削減につながります。

社内に観葉植物を置いたり、みどりの募金をはじめる、ビルの緑地化というものも気候変動の対策につながります。

目標8「働きがいも経済成長も」

超高齢化社会へ向けての取り組みが目立つのは日本企業ならでは。「高齢者が働ける場所」「生涯現役」といったフレーズを掲げ、元気で意欲的な高齢者の活用により人手不足の解消にもつなげています。

コロナ禍の後押しもあり、時短勤務やリモートワーク、幅広い世代、海外の方も働きやすくする仕組みが多くの企業で導入されました。

目標12「つくる責任、つかう責任」

簡易包装や環境に影響の少ない資材を積極的に利用したり、「マイカップ・マイ水筒運動」で社内のプラスチックごみの削減に取り組む企業もいます。大手のカフェチェーンやファミリーレストランもプラスチックストローを廃止し、紙ストローへ移行したことも記憶に新しいですね。

従業員の意識向上のため、SDGsゲーム体験会を行い理解を深めるという面白い取り組みもありました。

そのほかにも外務省が多くのSDGsの事例を紹介しています。参考にしてみてください。

SDGsに助成金や認定制度を活用しよう!

SDGsは世界目標です。国や地方自治体でも目標達成のための様々な助成金や支援制度を用意しています。登録や認定制度も増え、企業や製品のPRとしても有効です。

中小企業・SDGs ビジネス支援事業

開発途上国でのビジネス展開のための基礎調査やビジネス化事業 について JICA による支援(上限金額はスキーム により異なります。)が受けられます。

中小企業等海外出願・侵害 対策支援事業費補助金

日本貿易振興機構(ジェトロ)を通じて、海外 で取得した特許・商標等の侵害を受けている中 小企業が、模倣品業者への対策(警告、摘発 など)をする際の費用の一部を助成しています。 

地方創生 SDGs 登録制度

内閣府地方創生 推進室 がSDGs に取り組む民間企業を登録・認証する 制度です。2020 年度に規格策定や認証制度 の運用開始が予定されています。

まとめ

「SDGsとかサステナブルってCSRとか広報の管轄」と他部門の話だと思う時期は過ぎました。

企業全体としての大きな目標設定はもちろん、オフィスづくりを担う方もSDGsを取り入れるという意識をもち、従業員や顧客などステークホルダーへのアピールが必要です。

「あ、これなら自分たちのオフィスもやってる」と思えることもあったのではないでしょうか。日常の小さな積み重ねが、サステナブルな社会を実現するために大切なこと。サステナブルなオフィスを目指しましょう。

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