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ABWって何?フリーアドレスとの違いや導入方法をご紹介

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リモートワークやフリーアドレスといった働く場所を変更しただけで働き方改革をしたと思っていませんか?働く場所や環境だけではなく、時間や働き方を働く人が自由に選べるようにし、生産性向上を目指せるオランダ発祥の自由な働き方、ABWをご存知でしょうか。

本記事では、オフィスでの働き方を改善したいと考えている方に向けて、ABWの概要やフリーアドレスとの違い、ABWの導入方法などお伝えしていきます。

ABWとは?

ABWとはActivity Based Working(アクティビティ・ベースド・ワーキング)の略でオランダの保険会社から始まった新しい働き方のことです。
働く人がその日の仕事によって働く場所や時間を自由に選んで働くことのできるワークスタイルで、固定の場所や時間に縛られることなく自分にとってより良いパフォーマンスが発揮できる環境で働くことができます。

ABWの考え方

ABWでの考え方では社員の活動を次の10項目に分類しています。
それぞれの活動に応じて効率を最大限に上げることができるような空間を整備することが大事です。

1人での活動

・高集中
連続して高い集中力が求められる仕事。
会話などで中断されたくない集中的な仕事。
・コワーク
仕事仲間との会話や質問を行いながら共有のスペースで行う個人の仕事。
・電話/Web会議
実際にはワーカー本人が1人で行っているバーチャル上でのコラボレーション。

2人での活動

・2人作業
最大2人で近距離に座すなど、緊密に連携して取り組む仕事。
・対話
あらかじめ決められているものや突発での最大2人で行う会話や意見交換・会議など。

3人での活動

・アイデア出し
3人以上で行う新しいアイデアを生み出すためのコラボレーション。
・情報整理
3人以上であらかじめスケジューリングされている計画進捗や現状確認・議論をするための会議。
・知識共有
3人以上集まり、プレゼンターが話すことによる知識共有。

その他の活動

・専門作業
通常の業務とは異なり特別な設備などが必要な業務。
・リチャージ
同僚と交流することや、仕事から離れて行う心身のリフレッシュ。

フリーアドレスとどう違う?

ABWがよく混同されるのがフリーアドレスという働き方です。
フリーアドレスも、ABWと同じように働くデスクを固定せずに好きな場所で仕事ができるワークスタイルです。
大きく違うのは、フリーアドレスが席を変えるだけなのに対して、ABWは働く場所そのものを変えるということです。

フリーアドレスは自由席、ABWは場所そのものの選択

フリーアドレスでは、個人のデスクを持たずにその時々で空いている席を選んで仕事ができますが、それはオフィス内での選択肢であり自由席のようなものです。
それに対してABWは席を自由に選ぶのはもちろん、雑談しながらチームで仕事をする場合はミーティングルーム、個人で集中したければ個室にこもったり、時にはオフィスに出社せずに自宅やカフェで働くこともできたりといったように、場所そのものを選ぶことができる働き方なのです。

ABW導入の具体例

ABWの具体的な働き方には次のような例があります。

個室で集中

誰にも邪魔されずに1人で集中して仕事をしたいときには、個室に籠って仕事をすることができます。
また、パーテーションで区切って個別のブースを作るなど、周囲と遮断された環境の中で集中した仕事ができます。

ゆっくりミーティング

チームで仕事を進めている場合、会議室や共有スペースでミーティングするだけでなく、ソファに座ってゆっくりリラックスしながらミーティングをすることもできます。

時にはカフェで仕事

ABWでは、オフィスだけでなく、出社せずに仕事をすることも可能です。
カフェでコーヒーを飲みながら企画をまとめることや、クリエイティブな仕事をしたいときはリラックスできる環境で仕事をすることなどが可能です。

このようなABWは、個人が自律的な仕事をすることで責任感を強化し、その自由な働き方を上司が受け入れることで上司と部下の信頼感を生みます。個人が主体的に仕事に取り組めるよう主体的に動くことが重要です。

どうしたら取り入れられるのか?

実際にABWを取り入れるためにはどうすれば良いのか、いくつかポイントをご紹介します。

ABWを導入するならまずはオフィスの状況を調査しよう!

ABWを導入するためには次のことから始めるようにしましょう。

従業員の意見を聞きながらオフィスの使いやすさを調査

ABWを導入するために最も大事なことは、社員がもっとも働きやすい環境にするためにはどうすればいいのかを考えることです。
スペースを作ることはもちろん大事ですが、社員や仕事の特性を把握した上で必要なもの・不要なものを見つけていくことが重要です。
実際に働く社員の意見を聞きながら、席の利用時間や仕事をするうえで必要な設備、スペースなどを調査していきましょう。

ABWの導入が適切なのか判断する

従業員への調査をもとに、本当に導入が妥当なのかを判断しましょう。
どのようなスペースが必要なのか、様々な仕事に対応できるようにデスクやソファ・休憩スペースなども検討します。

ABWに最適なレイアウトを考える

ABWに必要なスペースや設備を決めていきます。
使いやすさだけでなく、コミュニケーションをとりやすい環境になるようにレイアウトを決めていきましょう。
個室に分けて役割を持たせる方法もありますが、デスクの島ごとに役割を持たせるようにすれば費用をかけずにABWを導入できるのでおすすめです。

まとめ

ABWについてお伝えしました。
ABWはフリーアドレスと似たような考え方ではありますが、オフィスに捉われないという点でフリーアドレスをより進化させた働き方だといえるでしょう。
ただし、ABWは会社全体の文化や社風にも大きく関わってくるので、しっかりと事前調査を行うことが大切です。

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