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快適なオフィス環境に必要な空調と換気。2つの違いや物件探し時のポイントを解説

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新しいオフィスの物件を探す時、チェックしておきたいのが空調と換気です。空調と換気は快適なオフィス環境に欠かせないものですが、2つの違いを知っていますか? 特に空調はオフィスの電気代の大部分を占めることが多く、コスト面でも注意しておいたほうがいいでしょう。今回は、空調と換気の違いやそれぞれの種類、物件選びの際のポイントなどについて解説します。

「空調」「換気」とは?どう違う?

「空調の調子が悪い」「換気がよくない」など、日常生活でもよく使われる空調と換気という言葉ですが、それぞれの意味や違いはよくわからない人も多いのではないでしょうか。まずは空調と換気がどんなものか、どんな違いがあるかを確認してみましょう。

空調とは

空調は「空気調和」を略した言葉です。エアコンなどの設備を使って、室内の空気の温度や湿度などを調整し、快適に過ごせる室内環境をつくることを指します。

換気とは

換気は、室内の空気を外に出し、外の空気を室内に取り込んで空気を入れ換えることを指します。部屋の中の二酸化炭素やこもったにおい、部屋の空気中に漂うウイルスなどを外に排出することもできます。窓やドアを開けるほか、換気扇や機械を使って換気することもあります。

空調と換気の違い

空調も換気も快適に過ごせる室内環境をつくるためのものですが、仕組みが異なります。空調はエアコンなどの機械を使い、室内の空気を冷やす・温めるなどして調整を行い、部屋にいる人が快適に過ごせるようにします。一方の換気は、室内の空気を排出して外の空気を取り込み、室内の空気をきれいに保っているという違いがあります。

オフィスの空調・換気はなぜ必要?

職場での空調や換気はどうして行う必要があるのでしょうか。

まず空調の場合、空気・温度の調整がうまくいかず、部屋が暑すぎたり寒すぎたりすると、作業効率が落ちてしまいます。体調を崩してしまう可能性もあるでしょう。

そして室内で快適に過ごすには、温度だけでなく、湿度にも注意が必要です。湿度が高すぎると蒸し暑くなり、疲れを感じやすくなるといわれています。一方、湿度が低すぎて空気が乾燥すると、鼻や目、皮膚などにトラブルが起きやすくなり、風邪もひきやすくなってしまいます。

また換気の場合は、換気をせずに部屋を閉め切ったままにすると、室内の二酸化炭素の濃度が高まります。二酸化炭素の濃度が高まると、頭がぼんやりして判断力が低下するため、仕事の能率が落ちるほか、頭痛などの体調不良の原因にもなってしまいます。なお、換気は二酸化炭素を排出し、外の新鮮な空気を取り込むほか、部屋に漂うウイルスなども排出するので、感染症対策のためにも大切といえます。

オフィスの空調・換気はどのように行われている?

次に、オフィスの空調・換気のシステムの種類を確認してみましょう。

オフィスの空調は2種類

オフィスの空調には「セントラル空調」と「個別空調」があります。「セントラル空調」はオフィスビルの多くで採用されている、ビル全体の空調を一元管理するシステムです。一元管理のため、温度の調整などはできません。

セントラル空調には「コアタイム」という利用時間が設けられており、利用料は共益費に含まれることが多いです。コアタイムは平日のみの設定が多く、「8時から18時」のように全館一律で設定されていることもあれば、「1日に8時間連続稼働」のように入居者別に決められることもあります。

一方、「個別空調」は近年竣工したビルで採用されていることが多く、入居するテナントの手元で操作できるシステムです。フロアごとや部屋ごとに空調を運転させたり止めたりすることができ、温度調整も可能です。利用料は使った分だけ支払う仕組みで、基本料金がある場合はその料金に加算されます。

どちらのシステムがよいかは、会社の規模や休日出勤の有無など、企業によって異なります。

オフィスの換気は機械で行われている

オフィスは機械換気されているので、きちんと運転されていれば、窓がない・開かないという環境でも心配する必要はありません。物件を決める際には、その物件に設置されている換気設備で換気できる容量を確認し、必要な換気量(一人当たり毎時30㎥が目安)を満たしているかチェックします。また、窓を開けての換気が可能であれば、機械換気と合わせて行うと、より効果的に換気できます。

機械換気も空調と同様、ビルの管理会社が一元管理する場合と、個別に手元で操作できる場合があります。

空調・換気はオフィス物件探しのポイントの一つ

空調と換気は、快適なオフィス環境のために欠かすことができないものです。特に空調の利用料はオフィスの電気代の大半を占めることが多いので、コスト面からもオフィス物件を探す際のポイントの一つになります。物件を探す際は、物件がセントラル空調と個別空調のどちらを採用しているかもチェックしておいた方がよいでしょう。

空調も換気設備も、どのようなタイプを導入すべきなのかは、会社の営業時間や休日出勤の有無といった社員の働き方、オフィスの使い方などによって変わってきます。判断に迷うのであれば、多くの企業のオフィスを見てきたオフィスのプロにアドバイスを求めることもできます。悩まれている方は、まずはオフィスのプロへの相談を検討してみてはいかがでしょうか。

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