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【六本木エリア】オススメのオフィスビルは?

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多くのIT企業や外資系企業、さらには『テレビ朝日』に代表されるマスメディアなどが集まっていることで知られている六本木エリア。街中には高級レストランなどの飲食店が立ち並び、高級なマンションも多いために、街としてのブランド力は日本でもっとも高い街だと言われています。
「六本木ヒルズ」や「東京ミッドタウン」に代表される大規模複合施設が有名な六本木のオフィスビル事情について、その立地や設備内容、各オフィスビルの主要テナントなどをご紹介します。

六本木ヒルズのオープンからスタートした六本木のオフィス街化

六本木はもともと、軍隊の街でした。戦前までは国が運営する軍事関連施設が多く、その名残として2000年まで東京ミッドタウンがある場所は防衛庁(現:防衛省)の本庁でした。戦後はGHQ(General Headquarters/連合国軍最高司令官総司令部)の兵舎があったこともあり、国際色豊かな街として発展してきました。

また、六本木と言えば「夜の街」のイメージが強く、飲食店やクラブ、バー、ディスコが数多くあります。
それを大きく変えたのは、2003年4月に大規模複合商業施設である六本木ヒルズがオープンされたことです。六本木ヒルズをきっかけに、六本木は「夜の街」からオフィス街へと大きな変化を遂げていきました。

六本木ヒルズには、新興のIT企業がいくつも入居するようになり、そのIT企業のトップたちは「ヒルズ族」と呼ばれブランド化していきました。また、リーマン・ブラザーズ証券やゴールドマン・サックス証券のような大手外資系企業もオフィスを構えたことも話題となっています。

六本木のオフィス街化は、防衛庁本庁跡地に2007年3月30日に東京ミッドタウンがオープンしたことでさらに進むようになります。

ただし、六本木ヒルズがオープンする前から六本木にもオフィスビルは数多く存在していました。その中には、そのビルに入居した企業は必ず大きくステップアップして他の大規模オフィスビルへと移転していくという「出世ビル」と呼ばれている「六本木黒崎ビル」のようなオフィスビルも存在します。

近年、六本木エリアのオフィスビル賃料が高騰したおかげで、「渋谷ヒカリエ」や「渋谷スクランブルスクエア」など大規模高層オフィスビルが続々とオープンしている渋谷エリアへとオフィスが移転していることが囁かれています。

逆に言えば、六本木エリアにおけるオフィスビルのテナントに空き状況が発生したりオフィスビルの賃料が値下がする可能性が生じているわけです。

これまで六本木にオフィスを持ちたいと考えながら、「テナントに空きがない」「賃料が自社の予算に合わない」といった事情で諦めていた企業にとってはチャンス時期が到来したと言えます。

六本木エリアにオフィスを構えるメリット

六本木エリアにオフィスを移転するかどうかを判断するためには、このエリアにオフィスを構えるメリットを把握しておく必要があります。

東京の中心に位置する六本木は交通アクセスもバツグン

六本木エリアは東京の中心に位置しており、交通アクセスがバツグンなところは大きなメリットだといえます。
例えば、麻布、虎ノ門、赤坂、麻布などのエリアは六本木からは徒歩圏内になります。霞が関にも近く、中央官公庁とのビジネスを行っている企業にとっては便利です。

そのほか、大手企業が集まる大手町や丸の内といったエリアにも車で10~15分程で移動できますし、東京、新宿、渋谷などへも同じような時間で移動することが可能です。

「東京の中心」である六本木にオフィスを構えることで、どのような業種でも都心でのビジネス活動がうまくいくようになるでしょう。

なお、六本木にはレタンルオフィスやコワーキングスペースも存在します。具体的には、六本木駅の上の六本木通り沿いにある「リージャス六本木駅前」や、最新のOA機器や多様なサービスを備えている「六本木ビジネスセンター」などがそうです。

六本木のオフィスの賃料に手が届かないスタートアップやベンチャー企業であれば、レンタルオフィスやコワーキングスペースを活用する手もあります。

海外展開を視野に入れた企業に最適な街・六本木

六本木はもともと、外国人観光客や在日外国人が多い街でした。そこに拍車をかけたのが2003年4月の六本木ヒルズでした。同ビルがオープンして以降は外資系企業がさらに増え、外国人のビジネスパーソンも増えてきています。

そのため、グローバルな雰囲気の中でビジネスを展開し、グローバルなマーケティングも行うことができます。海外展開を視野に入れている企業にとって、六本木は最適なエリアだと言えるでしょう。

高感度な六本木にオフィスを持つことでブランディングができる

六本木には外国人向けのショップや飲食店が多いだけでなく、長らくテレビ朝日が六本木に社屋を構えていることから、最先端で高感度な人間が多くいます。

また、外資系企業が多いことから六本木という街のブランド力は高く、六本木に社屋がある企業に対してもブランディングが感じられるようになっています。

高感度を売りにしている企業であれば、六本木に社屋を構えることでメリットを得ることできるでしょう。

本記事では、六本木を代表するオフィスビルを擁する大規模複合施設の六本木ヒルズと東京ミッドタウン2棟をご紹介します。それと同時に、「出世ビル」と呼ばれている六本木黒崎ビルのご紹介もしていきます。

六本木ヒルズの立地や設備内容、各オフィスビルの主要テナントなど

六本木ヒルズは、2003年4月25日にオープンした大型複合施設です。高さ238mの高層オフィスビルである「六本木ヒルズ森タワー」をはじめ、集合住宅である「六本木ヒルズレジデンス」、ホテルである「グランドハイアット東京」、「テレビ朝日」本社の社屋、映画館である「TOHOシネマズ」、そしてその他の商業施設などで構成されています。

六本木ヒルズの中の高層オフィスビルである六本木ヒルズ森タワーは、地上54階、地下6階で構成されています。基準階オフィスフロア面積は3,859㎡ (1,167 坪)から4,613㎡ (1,395坪)、天井高は2,700mから3,000m、OAフロア高さは100mmです。

床荷重は500kg/㎡(重加重ゾーンは1,000kg/㎡)なっています。

六本木ヒルズには、アメリカの大手証券会社であるゴールドマン・サックス証券が5フロア、ゲーム事業、メディア事業、広告事業、投資事業を展開しているグリーが4フロア、テナントとして入居しています。そのほか、フリーマーケットアプリを運営するメルカリ、FM放送を運営するJ-WAVE、中国検索エンジンの最大手であるバイドゥ、メガネ型拡大鏡「ハズキルーペ」で有名なハズキカンパニーなどの企業が入居しているのが目立っています。

■六本木ヒルズ
【住所】東京都港区六本木6-10-1
【最寄り駅】東京メトロ 日比谷線・都営地下鉄 大江戸線「六本木駅」から徒歩約5分
参考サイト:六本木ヒルズ

東京ミッドタウンの立地や設備内容、各オフィスビルの主要テナントなど

東京ミッドタウンは、住所としては東京・赤坂にある大規模複合施設です。防衛庁本庁檜町庁舎跡地の再開発事業として、2007年3月30日にオープンしました。

東京ミッドタウンには、オフィス棟だけでなくホテル「ザ・リッツ・カールトン東京」、ショップ、レストラン、美術館「サントリー美術館」、医療機関が存在するほか、居住棟や公園・緑地などもあり、さまざまな施設から構成されているのが特徴です。

東京ミッドタウン内でもっとも高い建物になるミッドタウン・タワーは、地上54階、地下5階、高さ248.1mとなっており、企業のオフィスもこのビルに入居しています。そのほか、東京ミッドタウン内のオフィスビルとしては、地上25階、地下4階、高さ114.1mのミッドタウン・イースト、地上13階、地下3階、高さ66.1mのミッドタウン・ウェストを含め3棟で構成されています。

ミッドタウン・タワーは、45階から53階がホテル「ザ・リッツ・カールトン東京」となっており、7階から44階がオフィスフロアになっています。日本国内でも6番目に高いビルであり、中層バンクと高層バンクにはスカイロビーを備えているのが特徴です。

ビジネスイベント、国際会議やファッションショーなど、さまざまな用途に幅広く利用できるホールを備えているミッドタウン・イーストは2階から11階までオフィスフロアを持っています。

広々としたエントランスを持つミッドタウン・ウェストのフロアは、現在、富士フイルムホールディングスや富士フイルム 東京ミッドタウン本社、富士ゼロックスのテナントが利用中です。

東京ミッドタウンのオフィスフロアは、3,326㎡(1,006坪)の無柱空間を持っており、48ゾーン分割の空調システムできめ細やかな空調制御を実現しています。天井高は2,800m、OAフロア高さは100mmです。床荷重は500kg/㎡になっています。

なおオプションとして、上下階の移動が必要なテナント企業のために、専用階段を設置できるスペースが1フロアあたり2箇所に用意されています。

東京ミッドタウンのミッドタウン・タワーには、ソニーグループの音楽系事業統括会社であるソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)が4フロア、エンタテインメントソリューションビジネスを行っているソニー・ミュージックコミュニケーションズ(SMC)が1フロア、カジュアルウェアを生産・販売するユニクロが5フロア、グローバル・コンサルティング・ファームであるマーサージャパンが3フロア、イギリスのタバコ製造・販売企業でありイギリスのロンドンに本社を置くブリティッシュ・アメリカン・タバコが2フロア入居しています。そのほか、ネットワーク機器開発会社であるシスコシステムズや、YouTuberのマネジメント、動画制作サポート、オファーなどを提供しているUUUM(ウーム)、仮想通貨取引所「bitFlyer」を運営するbitFlyerなどの入居が目立っています、

■東京ミッドタウン
【住所】東京都港区赤坂9-7-1
【最寄り駅】東京メトロ 日比谷線・都営地下鉄 大江戸線「六本木駅」直結、東京メトロ 千代田線「乃木坂駅」から徒歩約3分
参考サイト:東京ミッドタウン

六本木黒崎ビルの立地や設備内容、各オフィスビルの主要テナントなど

六本木黒崎ビルは、六本木駅と六本木一丁目駅の中間に位置するオフィスビルです。地上9階、地下2階で、基準階坪数261.69坪、竣工は1974年8月(2004年6月にリニューアル済)と一般的なオフィスビルに感じられますが、実は「出世ビル」と言われているオフィスビルなのです。

六本木黒崎ビルを「出世ビル」として有名にしたのはグリーです。グリーは六本木黒崎ビルの3階、5階、6階に入居していましたが、このビル入居当時である2008年12月に東京証券取引所マザーズに上場を果たしました。その後は六本木ヒルズへの移転を果たしたのです。

また、2012年3月から六本木黒崎ビルに入居していたアドテクノロジー事業を行うジーニーは、2014年10月にソフトバンクグループ(株)と資本業務提携を行い、2015年3月には現本社である東京都新宿区西新宿の住友不動産新宿オークタワーへと移転を果たしました。

六本木黒崎ビルの天井高は現在空きとなっているフロアである5階事務室が2,500m、3階南、3階北事務室が2,370m、2階北事務室が2,440mとなっています。

六本木黒崎ビルは築年数がかなり経過しているビルですが、2004年6月にリニューアルしているために古さは感じさせません。ファサード&ロビーは「モダン」「知的」「ハイクオリティー」なイメージを実現。エレベーターホールはホテルのエレベーターホールを思わせる高級感溢れたデザインを採用。さらに通路はガラス貼りの壁面とライティングにより、天井の低さからくる圧迫感を感じさせません。

六本木黒崎ビルの入居テナント企業は、マーケティングインテリジェンス事業とデジタルトランスフォーメーション事業を主としたIT企業であるSpeeeが4フロア、フォルクスワーゲンジャパン販売が店舗として2フロアに入居しています。そのほか、法律ポータルサイトを運営している弁護士ドットコムや、社内コミュニケーションツール「Talknote」を開発・提供しているトークノート、設計・CADを中心に建築設計業務やオペレーター(設計補助)の仕事を紹介している人材派遣会社のサイマリーディングなどが入居しています。ITやインターネットに関連するスタートアップやベンチャー企業が多く入居しているのが特徴となっています、

これらの企業の中から次に「出世」する企業が誕生するのも、そう先のことではないかもしれません。

■六本木黒崎ビル
【住所】東京都港区六本木4-1-4
【最寄り駅】東京メトロ 日比谷線・都営地下鉄 大江戸線「六本木駅」から徒歩約7分、東京メトロ 南北線「六本木一丁目駅」から徒歩約7分

まとめ

2003年4月にオープンした六本木ヒルズや、続く2007年3月にオープンした東京ミッドタウンの登場で一気に活気づいた六本木エリアのオフィスビル事情。ここ数年、渋谷で大型オフィスビルが相次いでオープンしたことにより六本木エリアから渋谷エリアへとオフィスの移転が続き、今、六本木エリアのオフィスビルは小康状態を保っています。

最近の様子だけを見ているとオフィスビルの「六本木離れ」が進んでいるように見えます。しかし、六本木ヒルズの西隣に位置する「西麻布三丁目北東地区第一種市街地再開発事業」では、地上55階、高さ約200mの超高層オフィスビルの建設が予定されており、2025年度の竣工を予定しています。

六本木エリアへのオフィス移転を考えてる企業であれば、「西麻布三丁目北東地区第一種市街地再開発事業」によって再びオフィス賃料が高騰する前に移転を実行したほうが良いかもしれません。

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