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コロナ禍でのオフィス換気の方法と注意点。暑い時や寒い時、花粉の時季はどうする?

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新型コロナウイルス感染症の流行が続く中、オフィスの換気は大丈夫かと不安に思われる方もいるかもしれません。オフィスの窓が開けられなくても、通常は機械換気の設備があり、オフィスは換気されています。しかし、しっかりと換気するためには設備を適切に運転することが重要になります。機械換気の設備をきちんと使えるよう、オフィスの換気の基礎知識を確認しておきましょう。また、暑い時や寒い時、花粉シーズンのオフィス換気の注意点、換気以外の感染予防対策もあわせて解説します。

オフィス換気の基礎知識

オフィスが入っている建物は建築基準法に定められた換気設備が設置されており、基本的には換気ができている環境といえます。また、ビル管理法でも基準があり、一人当たり毎時30㎥の換気量を満たしていれば、「換気の悪い空間」にはなりません。

そこで、オフィスの換気環境のチェックには、まず必要換気量を満たしているか確認します。「部屋にいる最大人数×30㎥」がその部屋の1時間当たりに必要な換気量の目安です。必要換気量を満たしていなければ、部屋にいる人数を減らすことや、時差出勤・テレワークを導入するなどの対策を考えましょう。 なお、エアコンがあれば大丈夫、というわけではありません。ほとんどのエアコンは空気を温める、冷やすなどして室内に循環させるもののため、外の空気を取り入れたり部屋の空気を排出したりして換気することはできません。

オフィスでの換気の方法

オフィスでの換気には、換気設備による機械換気と、窓や出入り口を開けての換気という2つの方法があります。注意点をそれぞれ挙げていきます。

●機械換気

まずは、自社オフィスの換気設備のタイプと、その設備の換気容量をチェックしましょう。賃貸であれば、管理会社に確認を取ります。

機械換気には、入居者が自分で機械を操作できるものと、管理者が建物全体の操作をしているものがあります。管理者が管理している場合は、機械換気が稼働している時間帯も把握しておくとよいでしょう。時差出勤や休日出勤がある場合、社員に注意を促すなどの対応が取りやすくなります。

換気設備のスイッチがどこにあるのか、操作の方法、空気の出入り口となる換気フードや排気口がふさがれていないか、フィルターが汚れていないかなどもチェックしましょう。空気の出入り口がふさがっていたり、フィルターが汚れていたりすると換気能力が落ちてしまうためです。

また、エアコンと連動しているタイプの「全熱交換機」は、エアコンと換気が一つのリモコンやスイッチでコントロールされています。全熱交換機の場合、エアコンが止まっていると、換気も止まっていることがあるため、換気する場合は「換気モード」で運転させましょう。

●窓を開けて換気

オフィスの窓が開く場合は、機械換気と合わせて窓とドアを開けて換気すると、より効率よく換気ができます。

窓を開ける場合は、窓やドアの2か所を開けます。対角線上に位置する窓やドアを開けると空気が流れやすくなり、効率的な換気が可能になります。

窓を開けたものの、外の空気があまり入ってきていない場合は、空気の入ってくる方を小さく開け、空気が出ていく方を大きく開けると、より広い範囲を換気できます。

窓を開けての換気は、1時間に10分が目安とされています。ただ、1時間に1回10分の換気を行うよりも、1時間に5分の換気を2回取り入れる方が効果的なので、まめな換気を心掛けるとよいでしょう。

●窓が開かない場合

窓が開かない場合や窓がない場合は、扇風機やサーキュレータを使うとよいでしょう。

排気のための換気口がない部屋はドアを開け、部屋の中に扇風機やサーキュレータを置いて、部屋の外に空気を送り出すようにします。換気口がある部屋は、ドア付近に扇風機やサーキュレータを置いて、外の空気を部屋に送り込みます。

また、換気扇がある場合は、換気扇も合わせて利用しましょう。

暑い時や寒い時、花粉シーズンの換気

夏場や冬場は換気するとオフィスが暑くなったり寒くなったりして、仕事の効率も落ちてしまいます。また、新型コロナウイルス感染症などの予防のためには換気が必要ですが、花粉が飛ぶ時季は換気をすると花粉も入ってきてしまい、花粉症の人はつらい思いをするかも知れません。

夏場・冬場、そして花粉シーズンの換気の注意点を挙げていきます。

●夏場・冬場の換気はどうする?

感染予防のためには換気が大事ですが、暑さや寒さで体調を崩さないようにすることも大切です。換気で窓を開ける際にも、外気が入った時に体感温度が急激に上下しないよう、エアコンはつけっぱなしにするとよいでしょう。

冬場は2段階換気もおすすめです。これは、誰もいない部屋や廊下などの窓を開け、少し温められた空気を人が集まる部屋に送り込む方法で、部屋が寒くなりにくい換気法です。

また、新型コロナウイルス感染症などは空気が乾燥すると流行しやすいといわれているので、乾燥しやすい冬場は部屋の加湿に意識を向けることも大切です。

●花粉シーズンの換気

花粉の時季に窓を開けて換気する場合は、窓を10cm程度開けて、レースのカーテンを閉めておくと入ってくる花粉を減らせます。

ただ、どうしても花粉は入ってきてしまうので、花粉の落ちる床などを拭き掃除し、カーテンもまめに洗うとよいでしょう。また、花粉対策には空気清浄機も効果が期待できます。

オフィスでのコロナ感染予防には換気以外の対策も必要

オフィスでの新型コロナウイルス感染予防には、換気の他にも必要な対策があります。主な対策としては以下が挙げられます。

・人との距離を最低1m以上、できれば2mは取れるようにする

・手指の消毒をまめにする

・オフィスが過密な状態にならないよう、テレワークや時差出勤をする

・体調が悪くなくてもマスクをつける

・ドアノブや共有で使っているものは消毒し、触った後は手を消毒する

・飛沫が飛ばないよう、大声で話をするのを避ける

・風邪の症状があるなど、体調が悪い社員は休ませる

仕事をするオフィスだけでなく、休憩室や更衣室、トイレなどでも、換気はもちろん、上記のような対策が必要です。 なお、オフィスの感染防止対策においては、上記のような重視すべき項目は理解しつつも、それを自社のオフィスにどう取り入れたらよいのか、悩んでいる方もいるのではないでしょうか。そんな時には、オフィスのプロに相談するのも一つの手です。オフィスでの感染対策にお困りの方は、検討してみてはいかがでしょうか。

 

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