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五反田バレーの想い ~スタートアップ企業のシナジーが生まれやすいベンチャー村を目指して~

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ITベンチャーであれば渋谷や六本木にオフィスを構えるは夢の一つかもしれません。しかし事業やサービスを成長させる間のオフィス家賃という固定費はできるだけ抑えたいものですよね。

近年ITベンチャーが集まり、比較的賃料も抑えられる五反田の魅力を五反田バレーの中村岳人さんと、五反田バレーに所属しベンチャー企業とのコラボも進めている株式会社ローソンのオープン・イノベーションセンターの佐藤正隆さんにお話を伺いました。

取材日:2020年10月15日 ※撮影以外は十分な距離をとって対応しております。

五反田バレーとは?

ーー五反田バレーについて教えてください。

中村:五反田バレー( https://gotanda-valley.com/ )は2018年7月に設立されました。

はじめは「最近五反田にベンチャー企業が集まっているみたいなので話を聞かせてください」という依頼がfreeeさんに殺到してしまっていたんです。その話をベンチャー企業の飲み会で話していた時「それなら、五反田バレーというブームの兆しをうまく活用すれば、ベンチャー全体とってメリットがある取り組みができるんじゃないか?」となりました。法人化すればさまざまな問い合わせにも対応できるし、五反田にあるベンチャー同士の横のつながりをより強化していくことができるんじゃないか?ということで始まりました。

中村:立ち上げた時の狙いは大手企業や行政メディアとの連携を取りやすくする狙いもありました。設立とともに品川区とも協定を結び、一緒にイベントを開催したりして、少しづつ会員を増やしていきました。

ベンチャーや大手企業とのマッチングやビジネスマッチングをしたり、エンジニアが多いのでエンジニア向けイベントも開催しました。

五反田バレーの中村岳人さん

ーーー五反田バレー参画企業数はどのぐらいでしょうか?

中村:現在、3種類に分けていて正会員企業が約50社です。賛助会員と合わせて60~70社ですね。一般会員は正直わからないです笑 法人としての五反田バレー会員企業はこの数ですが、五反田界隈のIT企業は自由に五反田バレーを名乗ってもいいという状態なんです。範囲としては目黒・大崎ぐらいまでも含めています。徐々に定義が曖昧になっていますが、最終的にはあそこにいけば、ビジネスチャンスがあると思っていただけるなら、いいと思っています。

ローソンオープンイノベーションとは?

ーーローソンオープンイノベーションの取り組みを教えてください。

佐藤:ローソンオープンイノベーションセンターは2017年5月に出来た部署です。ちょうどその時はいわゆる米国テックジャイアントやプラットフォーマー企業が既存の産業に食い込んできて、産業を塗り替えていくという状況でした。例えばAmazonがスーパーを買収したり、テクノロジーによる環境の変化を目の当たりにしていました。3~4年後どういう世界になるのかを考えながら、新しいサービス、新しいお店の形を考える必要があり設立されました。

株式会社ローソンのオープン・イノベーションセンターの佐藤正隆さん

佐藤:当社は小売企業であり、フランチャイズビジネスでオーナーさんもいるため「とりあえずこんな新しい技術があるので試させてください、実験させてください」ということはそう簡単にできません。「これでお客様になんかあったらどうするの?」という不安につながるのは予想ができます。その調整をしているだけで時間がかかってしまったり、なかなか検証出来ないとなると、技術も古くなってしまうことがある。なので、クイックに実証実験ができる環境が必要でした。お店と同じ環境を整えて、実際に商品をならべ、センサーやカメラもつけ、検証をして使えそうだったらリアルのお店で検証をする、無理であればその時点でやめる、またはここでアップデートする…といったサイクルを早く回すために、ラボを作りました。

元々は品川を拠点としていましたが、五反田バレーの企業様とのコラボを深めていきたいという狙いもあり、2019年12月に五反田に移転してきたところです。

ーーラボをオープンすることによりどのようなメリットがありましたか?

佐藤:たとえば普段ローソンとあまり取引がないような企業が、「気軽にラボ見せてくださいよ」と来ていただける事が増えましたね。今まで出会うことが出来なかった企業さんと接点が増え、ラボの中で立ち話しながらなにか新しいことが出来ないか考えています。実証実験をするためのラボという位置づけもありますが、新しい人と出会ってネットワーキングするなど、人々が集まる場・コラボする場としても重要な役割を担っていると思います。人が集まりやすい五反田バレーという立地が五反田に拠点を設ける最大の魅力ですね!

インテリジェントラベル®  SBクリエイティブ株式会社

佐藤:テクノロジーや新しいビジネスモデルは、大企業になればなるほど自社で生み出して行くのは難しくなります。だからこそ力のあるスタートアップ企業のみなさんとコラボしていきたいですし、そういう企業さんに選んでもらえる立場になりたいと思っています。

ーーちなみにコラボしている企業さんはいますか?

佐藤:現在は防犯カメラ・クラウド映像のサービスをされているセーフィーさんのカメラをつけています。最初のマッチングの時に会わせていただいて、すぐに何か一緒にやらせていただけますか?という話になりました。マッチングしてからすぐに動きましたね、打ち合わせなども頻繁にできていたと思います。このスピード感はまさに五反田バレーだからこそ実現できたのだと思います。

スタートアップがコラボしやすいエリアにする

ーーコロナ禍でイベントなどが出来ないと伺ったのですが今後五反田バレーはどのようになるのでしょうか?

中村:今までは、オフラインで繋がれるコミュニティが盛んで、そこで仕入れられる情報や出会えるビジネスが五反田バレーのメリットだったのですが、現在はコロナで開催出来ずにいます。そこで、現在では品川区にある商店街とコラボをし始めているんです。他のエリアだと行政やそのエリアの商店街とコラボしているところは少ないと思います。

中村:僕自身も10人規模の会社を2社経験していて、スタートアップ企業で働いて思ったんですが、スタートアップ企業って新しいことや面白いことをしていきたいと思っていても、そう簡単には売上が上がらないんですよね。スタートアップ企業がブレイクするポイントって具体的に世の中が「すごい!」と思うような、実績や事例が必要で、そうじゃないとイノベーター以外のお客様はつかないんですよ。なので、事業成長において、実証実験ができる、テスト的にいろいろ試せるって無茶苦茶重要だなって思うんです。

行政とか、商店街とかコラボ先が増えることで、チャンスをつかみやすい場所になっているからスタートアップが成長しやすいエリアになる、それを実現していきたいと思っています。

中村:今までは定性的なメリットが多かったと思うんですけど、ホントに事業の数値につながるようなメリットだとか、知名度をあげられるようなメリットや仕組みを作っていきたいと思っています。もしかしたらここともコラボできるかもしれない!という機会が生まれるようにしたい。大手の企業さんにもコラボを期待してきてほしいですね。

佐藤:五反田バレーの存在はホント大きいですよね。このようなコロナ禍の状況だとなおさら自分達から動いていかないと何も生まれない。その中で、スタートアップ企業の皆さんが集まっているコミュニティと直接やりとりすることができるのは、五反田バレーだからこそだと感じています。今はこういう状況ですが、ローソンイノベーションラボが2~3年後できることを構想できる場所になると良いなと思っています。

ーー実際にコラボしたい時はどうしたらいいですか?

中村:こういう会社さんと繋がりたい・・・であれば運営側に声かけていただければと思います。イベントに参加してもらうのがいいですね。イベントのほうが直接説明もできるのでいいかと思います。前回だと3~40社ぐらい来てもらっています。ローソンとコラボしたいという場合は、名指しで連絡をしてきてください!今はコロナ禍でリアル開催はできませんが、オンラインでの実施も視野に入れています。

仕事にも集中でき、住みやすい五反田

ーー改めて五反田の魅力を教えてください。

中村:まずランチが困らない。丸の内でランチしながら打合せとかなると、ちょっと気を張ることがありますが、五反田だと「この量で1000円いかないの?」という量がでてくる。コスパのいい店もおれば、接待で使える雰囲気店もある、その幅広さが個人的にいいですね。ホント幅広いので、このタイプの店もあるのか!?というのもありますよね 笑

佐藤:そうですね。駅まで行く間に迷っちゃうぐらい、帰ろうと思ったのに~みたいなこともありますよね 笑

中村:五反田から山手線の外側に池上線と浅草線って伸びているじゃないですか。それぞれ品川区って五反田大崎目黒の南から品川区なんですよね、商店街が多くて、戸越銀座、戸越公園商店街もあって武蔵小山、中延もあって。休みの日にフラット出かけられるちょっとしたいい個人でやっているお店とか、雑貨屋さんとかがあるので、五反田で働いて近場に住むと、平日の食生活も土日の食生活も充実するというのがありますね。オフィスも駅チカなのに家賃が安いというのもありますね、この近さでオフィス構えられるんだ…という感じです。

オフィスバンク金子:ランチや飲み屋さんが多いとワクワクしますよね。私も五反田には毎週来ていますが、ランチが楽しみなので、敢えてお昼前後に合わせて来ることも多いです笑駅も使いやすいですよね。新宿や渋谷、品川のような大きな駅だと駅のホームからオフィスまで結構歩くことになります。オフィスの賃料についても、五反田は坪単価1万円台半ば~2万円台前半になります。単純に言ってしまうと新宿・渋谷の2分の1に近いです。キャッシュを抑えられる分、事業投資をしやすい点からも非常に魅力的なエリアだと思います。

取材・文:HATARABA編集部


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