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オフィスに必要な電気容量とは?増設や転居前に確認しておこう

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現在のオフィスで電気機器を増やすときや、人員増加で新しいオフィスに転居するようなケースでは、オフィスの電気容量がどのくらいかを確認しておく必要があります。

本記事では、オフィスに必要な電気容量の計算方法や転居前にオフィスの電気容量を確認する方法などお伝えしていきます。

オフィスに必要な電気容量はどのくらい?

オフィスを賃貸するときは、電気容量についても考える必要がありますが、そもそもオフィスで必要な電気容量はどのくらいなのでしょうか?

5人のオフィスの一般的な計算事例

必要な電気容量を計算する際には、具体的にどんな機器を使う予定なのかをリスト化したうえで、それぞれの消費アンペア数を調べておくとよいでしょう。
例えば、オフィスでよく使われる機器とそれぞれの消費アンペアは以下のようになります。

  • ノートパソコン:1アンペア
  • デスクトップパソコン:1~4アンペア
  • 複合機:15~20アンペア
  • シュレッダー:3~6アンペア

よって、ノートパソコン4台、デスクトップパソコンと複合機、シュレッダーがそれぞれ1台ずつの場合は、1アンペア×4+20アンペア+4アンペア+6アンペア=34アンペアとなります。

ただし、冬場に従業員が個人で電気ヒーターを使うようなケースも想定して、多少余裕をみておくようにしましょう。

また、こうした電気容量については、移転後に事業拡大等を理由に社員を増員することになったときに対応できるよう、表やリストにまとめておくと後が楽です。

転居先のオフィスのアンペア数の確認方法

オフィスに必要なアンペア数を把握できたら、転居予定のオフィスのアンペア数を確認しましょう。

転居先の最大アンペアを確認する方法

転居先の最大アンペア数は、内見時にブレーカーを見れば確認することができます。
オフィスのブレーカーでは単相3線式と呼ばれる配線ブレーカーが使われていることが多いです。3線式とは、3つの線がつながれているブレーカーのことで、赤、白、黒などで色分けされているのが一般的です。

仮にブレーカーに100アンペアと書かれていた場合、単相3線式であれば、黒と白、赤と白などで電流が回路へつながれます。
この場合、このオフィスで使える最大アンペア数は200アンペアということになります。

回路の数を確認しよう

また、オフィスビルの場合ブレーカーが落ちた時に全ての電気機器が利用できなくなることのないよう、分電盤により回路が分けられているのが一般的です。

1つの回路は通常20アンペアとなるよう設計されているため、そこにコンセントをつなぐなどして電気を利用する場合には、その回路の合計が20アンペアを超えてしまわないようにする必要があります。

1つの回路がどこにどのようにつながっているかを確認することで、電気機器を置く場所を変えなければならないこともあるでしょう。
例えば、2つ口のコンセントが3つある場合、全てが1つの回路とつながっている場合には合計で20アンペアを超えないようにしなければいけません。
一方、回路が分かれている場合、回路ごとに20アンペア以下にすればよいということになります。

ちなみに、どのコンセントがどの回路につながっているかは不動産会社の担当者の方、管理会社でも全ては把握しきれていないことが多いです。
分電盤を見れば記載があることもありますが、記載がない場合は、現場で簡単に確認できる方法として、分電盤の回路のスイッチを入れたり切ったりしながら確認する方法があります。

なお、複合機やサーバーを置く場所では、電気ヒーターなど消費電力数の大きい機器を使うとブレーカーが落ちてしまうことがあるため、単独の回路を使用するなど工夫ほうがよいでしょう。特にサーバールームは24時間冷却が必要になるため、単独の回路を使用できるように配慮しましょう。

親ブレーカーと子ブレーカー

なお、分電盤には親ブレーカーと子ブレーカーがあります。
親ブレーカーとは全ての回路を総括するブレーカーのことで、子ブレーカーはそれぞれの回路を担当します。

1回路は20アンペアで設定することが一般的であることをお伝えしましたが、通常ブレーカーが遮断される条件は「125%(25アンペア)使用時で1時間以内」となります。
つまり20アンペアを超えただけでは遮断されません。

電気容量が足りない場合どうする?

オフィスの分電盤を調べてみて、自社で必要な電気容量がまかなえないという場合、どうすればよいのでしょうか?システム開発や、映像、ゲーム開発会社などは電気容量が大事になってくると思いますので確認してください。

空き回路を利用して配線することもある

10人以下程度など、小規模なオフィスであればすでに設置されている回路から電気を取れば十分なことが多いでしょう。

一方、規模の大きなオフィスだとそれだけでは足りないこともあります。

そうした場合、どの機器やコンセントにも割り当てられていな空きの回路があるので、この空きの回路を使ってテナント内にケーブルを配線するといったことも行われます。

この場合、建物の構造を調べて、天井裏に配線するのか、またはコンセントからの配線を、壁に這わせるなど、設計方針を決めておく必要があるでしょう。

内覧時に部署や機材の配置をイメージし気にしておくとよいでしょう。

まとめ

オフィスの電気容量についてお伝えしました。

オフィスを賃貸する際は、どのくらいの電気容量が必要かを把握したうえで、どこに回路が配線されているのかを調べ、パソコンや複合機など必要な機器をどう配置するのか考えておく必要があります。また、システム開発メンバーが多い、今後増員を予定している場合は、開発メンバーのリーダーとも協議することをオススメします。

オフィスを内覧する前に、本記事の内容を参考に下準備をしておくようにしましょう。

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