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株式会社ノハナ

引っ越し費用はミニマムに。固定費を下げつつ、新築ビルのセットアップ物件への移転

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テレビや雑誌でも多く紹介されているフォトブック印刷・成長記録アプリ「ノハナ」アプリ。スマートフォンでアップロードした写真を家族や友人など限定した人だけに共有したり、毎月1冊無料のフォトブックに作成できます。

そのフォトサービスを展開しているノハナさんは、奥渋にある新築セットアップ(内装つきオフィス)物件、グランデュオ神山町に2020年11月移転されました。移転した経緯、今後のオフィス活用について代表取締役社長 大森和悦さんと取締役 コーポレートデザイン部 部長 斉藤純一さんにお話を伺いました。

見据えていたからこそスムーズに移行できたリモートワーク

ーーサービスについて教えていただけますでしょうか。

大森「撮りためた写真をスマートフォンのアプリで簡単に編集をして、注文していただくとお手元に届くというサービスをしています。

特にお子さんを持つ親御さんがスマホでたくさん写真を撮影するけど、プリントする手段や時間が無い方にノハナを使っていただいていることが多いですね。
ユーザ数は250万人、1400万冊以上発送しております。」

ーー移転のきっかけは?

斉藤「これまでリモートワークを試験的に導入しておりましたが、コロナウィルス感染対策として、原則リモートワークとなり、今後もリモートワーク中心の働き方になることを想定して、2020年4月ころから移転を検討していました。

前もシェアオフィスで会議室はなく、執務エリアのみで、30席の固定席がありましたが、原則リモートワークとなるとオフィスの利用が減り、勿体ないという感じがしていました。ですので、縮小移転か働き方に合わせたオフィスに移転するべきではないかと、検討し始めましたね。

ーー縮小移転については判断が難しいという企業さんが多いのですが、直ぐに検討フェーズに移行できたのでしょうか?

斉藤「オフィスの利用頻度が減るのであれば、オフィスを縮小してコストを抑えることができるのではなないかと縮小移転も検討しました。物件情報を収集したり、内見をしたりしまいたが、コストは抑えられるけど古い物件だったり、決め手にかけていただんです。

その時にオフィスバンクさんからグランデュオ神山町を紹介してもらって。新築でセットアップオフィスなので、まず初期投資が抑えられる、内装工事の費用も抑えられるというメリットが大きかったです。

デザインパースを見た時に『なんか、いいね』っていうマッチ感がありました。リモートメインでもたまに出社する時に「行きたいオフィスのほうがいいよね」という話もあったので、内装もおしゃれであり、以前のオフィスと広さは同じくらいの物件でありながら、専有の会議室を確保でき、コミュニケーションスペースがあることが決め手になりました。」

ーー今回のオフィス移転のコンセプトなどありましたか?

大森「元々渋谷だったので、渋谷はずらせないなと思ったんですよね。社員のみんなも渋谷に通っていること前提で、保育園を申請していたり、場所が変わると不都合が生じてしまうことも考えられたので。
僕らのバリューで「Open&Fiendly」というのがあるんですが、前のオフィスでは会議室、休憩スペースなども共用であったため、あまりOpen&Fiendly感は出しにくかったです。
もちろんシェアオフィスなので機能的でいいオフィスでしたが、お客様を呼べてサービスを実感できるようなスペースがいいなと思っていたんです。
ただ、ゼロから内装を作るなど、会社として投資が出来るフェーズではないよねとも話していて…。この物件を紹介いただいた時、開放感あるパースがすんなりはまって、これがいいというか、「これがいい」みたいに感じて。割と一目惚れに近いですね。」

コロナ禍でもスピーディなコミュニケーションと経営判断

ーー4月からフルリモートになりましたが、スムーズに移行できましたか?

大森「我々はもともと週に1回リモート制度があったので、そんなに抵抗はなかったです。ITツールなども、リモートに対応できるように整えていました。

元社員でUターンで地元に戻って業務委託で働いているメンバーがいるので、下地はできていましたね。むしろ家族との時間が取れるようになったなど、ポジティブな反応があったことがトータルで大きかったです。」

斉藤「あと当時は、東京オリンピックが控えていたので、その頃はフルリモートになるかなという話も出ていたんです。なので、週一だったリモートの頻度を増さなきゃねという話しもしていたんです。

合わせて、国の制度も導入しています。テレワーク助成金でテレワークに使うOA機器などを購入したり、原則リモートワークとした際には助成金だけでなく、一時金を会社から一律5万円まで出して、リモートワークに必要なものを購入したらその金額の50%まで会社が補助するという制度も入れましたね。現在もリモートワークの制限がないため、新しく入社する人にも同様の制度を活用できるようにしております。」

ーー去年の4月だとかなり早い導入・決断ですね。夏とか秋という会社が多いイメージですね

大森「割と1時間ぐらいで決めたよね」

斉藤「そうですね、大森さんがSlackでつぶやいたりして…」

大森「その意思決定を1~2時間できたのはよかったですね。朝経営陣だけで15分だけ話す時間があるので、その時に決めて動けた感じです。毎週経営陣の会議もあるのですが、やってもデメリットがないものだったので進めましたね。

大森「経営者は決断が仕事だと思うんですね。不可逆や巻き戻しにくい、戻すのに時間がかかるものでなければ、早ければ早いほうが良いと思っています。オフィス移転とセットでリモートワークをしようと考えていたので、すんなり判断できたと思います」

ーー移転のときの社員さんの巻き込みかたは?

斉藤「社内のSlackで候補物件の写真をアップして意見を聞いていました。オフィスのアンケートだと共有スペースやチームでディスカッションする場所も欲しいなどあがっていましたね。」

斉藤「また、移転や引っ越しはミニマムでできたと思います。セットアップオフィスなのでオフィス家具とかは必要無くなる為、従業員に売却したり。モニター数も最低限必要な数だけにして、高く買ってくれる業者さんを探して依頼しました。そのまま廃棄業者に引っ越しもお願いして、引っ越し費用も数万円まで抑えることができました。引っ越し当日は僕を含めて3人だけです。荷造りは各自必要なものは元のオフィスでやってもらっていましたけど、今回は工数もかからず金額もかからずでしたね。」

フルリモートで変わった採用とコミュニケーション

ーー現在もほぼリモートワークとのことですが、採用もリモートで実施していますか?

大森「今までは本人と話し最終面接は一度来てもらうようにはしていましたが、2月にはじめて北海道在住の方をフルリモート社員として採用しました。人柄も良い人でしたし、今もリモートで仕事できているのでリスクもないかなって判断しました。

チャレンジではありますが、そういう採用も大丈夫な会社にしていかなきゃって思いもありましたね。もしかしたら試用期間とか延長させてもらうなどはあるかもしれないですけど、それでもいいですか?というコミュニケーションもとって、納得した上でご入社していただきましたね。でも結局旦那さんの転勤で4月にこっち(東京)にくるそうです笑」

斉藤「それでも結局よかったらしくて、北海道で就職先を決めていたら、転勤に合わせて辞めなきゃいけなかったんですよね。当社であれば、元々フルリモートなので転勤してもノハナなら辞めなくて続けられるって話をしていましたね。」

――すごく良いですね!社内コミュニケーションはリモート前後ではどのように変わってきましたか?

斉藤「以前は、月に一度会社や各チームの報告を夕方に開催して、その流れでそのまま飲食会を実施するというのを行っていました。レンタルルームをお借りして、ケータリングを頼んだりもしていました。それがコロナで実施できなくなってしまったので寂しいという声は結構ありました。」

斉藤「オフラインで全員が集まることはできておりませんが、新しく入社したメンバーを歓迎するためのランチ会やオンラインの女子会ランチなどを開催しているようです。また、コミュケーションが取りづらくなってしまい、他の部署の人が今どのような業務を行っているかなどが把握しずらくなっているため、週報を眺める会なども開催して自由に参加してコミュケーションを取っております。集まるテーマは様々で、ノハナのサービスについて今後どのようにしていくのが良いかなどをざっくばらんに話したりする会も開催されています。これらは会社からの指示ではなく、従業員が自主的に行っているものです。そのような取り組みついては会社から補助が出るようにしており、それぞれの会に参加するごとに一人500円、月4回の上限を設けております。元々前のオフィスでシャッフルランチという制度があり、その流れでできた制度です。」

多くを伝えなくてもマッチした物件を提案してくれる顧客ニーズの理解力

ーー数ある仲介会社からオフィスバンクを選んでいただいた理由があればお聞かせください。

斉藤「フットワークの軽さですね。先程我々に対して意思決定の速さと言っていただきましたが、それに対してレスポンスも早く対応していただきました。いろいろ調整いただきながら対応してもらい、回答も早かったです、そこが印象的でしたね。

まだ建って居ない状態から提案してくださったのも良かったです。他の不動産屋はあるものを提案してくださいましたが、まだ建設中の物件でも私たちにあったと思った物件を提案してくださいました。」

斉藤「あとは居抜き退去など直接オフィスの移転に関わらない所でも真摯にサポートしてくださいました。前のオフィスを退去する際に、居抜き紹介サイトに6サイトぐらい載せましたけど、結局内覧に来たのは、オフィスバンクさんが紹介してくれた1社だけでした。メディアからの問い合わせはゼロでしたね。」

――2020年の春となると、空室も今程多くないですし、まだ居抜きオフィスも主流ではなかったですよね。
大森さんから見て奈佐やオフィスバンクの動きはいかがですか?

大森「そうですね、顧客ニーズの理解力が高いと思います。なんか話が早いと思うんですね。うちの会社はこういうサービスやってて、こういうビジョンでやっているからこういうオフィスをよろしくって言わなくても。おそらく合うオフィスってのを理解してくださって、しっかりと紹介してくれましたね。
今回もそうですけど前回もニーズを伝えたら、外れた物件提案はない状態で持ってきてくれるので。そこはコミュニケーションコストが非常に低くてやりやすかったです。
個人的に助かったのは他の物件との比較をした時に、トータルのコストがいくら掛かるんだってところを見せてくれて、経営判断にも使えるような資料を提供してくれたことです。その提案スピードも早かったし、安心してお任せるできると感じました。」

大森「奈佐さんは裏表が無い人間性で、私たちみたいなスタートアップの会社にも時間を割いて対応いただきました。まだ他社におすすめできていないですけど、おすすめしたいと思っています。」

固定概念をどこまで壊せるか、せっかくあるのだから使い倒したい

ーーこの新しいオフィスで実現していきたいことを教えてください

大森「ユーザーさんに気軽に遊びに来てもらえるようなオフィスにしていきたいですね。あと社員とのコミュニケーション、クリエイティブなミーティングをしたりとか、シリアスな意思決定をするときは顔をつき合わせたいですし、お客様にもフラっとオフィスに来ていただけるようにしたいです。少し疲れたら寄ってもらってお茶でも飲みながらディスカッションできるような…そんな感じのことが当たり前にできるオフィスにしていきたいなぁって思います。
オフィスというよりはコミュニケーションスペースとか、そういう場としての価値は重要かなって思いますね。」

斉藤「コロナの時期が1年以上つづいているのでコロナが開けたら、まだ顔を合わしていない人と会いたいですね。このコロナ期間中に採用した人も結構いるので。
業務をみんなで集まってやるのは難しいですけど、ちょっとした慰労会とかやれる機会があれば、ぜひやってみたいですね。」

ーー今後ノハナさんが描かれるオフィスと働き方は?

大森「そうですね、思想としては自由なほうがパフォーマンスは上がると思っているので、自由度は上げていきたいです。ワーケーションとかも積極的にチャレンジしていきたいですね。だからこそ、オフィスは帰ってきたい場所、心の拠りや居場所であってほしいと思います。

また、お客様とのコミュニケーション、接点を作る場所ともしたいです。BtoCのビジネスでは直接接点を持つというのは非常に重要だと思っているので、オフィスの価値をそういう視点でも広げて行きたいと考えています。今からコロナあけでどう使っていけるか楽しみです。」

斉藤「かなり理想ですが、お子さんがいる社員も多いので託児所があるような、そんな子育てしながらでも働きやすいオフィスを作っていけたらと思っています。社員同士のイベントも開催したいと思っておりますが、家族も招待したイベントもオフィスでできたらと思っているんですね。

あと、今は浸透していませんが、土日など家族で代々木公園とかに遊びにきたらオフィスに寄ってもらって良いとしているんです。プロジェクターで動画をみたりゲームをしたりできるので。まだ活用はなかなかできていないですけど、そういうご家族とシェアできるようなオフィス、良いなって思います。」

大森「子供が普通にその辺で自習してても良いって思うんですよね 笑。
オフィスっていう固定概念をどこまで壊せるかっていうね。仕事しなくていいと思うんですよね、オフィスって。
僕らフルフレックスなので朝7時から働いて15時ぐらいに終わりますって感じなので、例えばその後ウーバーイーツ頼んでいますってやっても。
こういう場を福利厚生として提供していくのもいいと思うんですよね。せっかくあるからには使い倒したいですよね。」

ーー取材にご協力いただきありがとうございました!ノハナさんは今回の移転を記事にされています。細かい数値などもオープンになっておりますので、こちらでその時の流れをご確認いただけます!

会社概要
会社名     :株式会社ノハナ(https://nohana.co.jp/)
所在地     :〒150-0047 東京都渋谷区神山町7番12号 グランデュオ神山町 6F
事業内容    :フォトプロダクト販売事業 マーケティング支援事業
面積/従業員人数:26名(取材時点)
出社率/働き方 :ほぼリモートワーク
取材日     :2021年3月16日

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