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株式会社NAVICUS

リモートワークでも社内コミュニケーションを促進できる!! 設立時からリモートワーク企業に、その極意をうかがいました!(前編)

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SNSの運用代行やマーケティング、コミュニティ戦略設計事業を展開している株式会社NAVICUS。ワーケーションの取り組みがテレビで取り上げられるなど、働く環境に関していろいろな挑戦をされています。リモートワークでも仲間意識を強化できる様々な取り組みを株式会社NAVICUS代表の武内 一矢さんにうかがいました。

”楽しめる時間”を明確にすることで斜めの関わり合いを増やす

――リモートワーク中コミュニケーションを増やすためにさまざまな施策をやっているけれど、盛り上げや参加率維持が結構たいへんという声をよく聞きます、その辺りはどうしているのですか?

武内:当社も毎週金曜日に任意参加のZOOM飲みを運営していましたが、回を重ねていくうちに参加者が減っていきました。これには理由があって、ZOOM飲みって参加するまでどういう状況なのか、何を話しているか分からない面があると思うんですね。

例えば、いざ入って自分と社長しかいなかった時、10分20分という気軽さならまだしも、1時間となるとちょっと居心地が悪くなるし、いつ抜けていいかも分からない。『うわ、はいっちゃった~』みたいな空気になると、次回の参加ハードルはもっとあがりますよね。なので「ちゃんと楽しめる場かどうか?」を明確にしてあげることが大事だと思いました。

そういった企画面の改善を行った結果、いま一番人気を呼んでいるのが「ご当地飲み」です。

当社には色々な地域の出身者がいるので、その中で ”ご当地飲み” の主催者を決めます。
ちょうど前回実施したのが「仙台会」なので、ご紹介しますね。
まず、仙台出身者のメンバーが仙台の特産品を複数ピックアップして社内アピールします。「生まれも育ちも仙台です!美味しいもの選んだので、皆さん1つ選んでエントリーしてくださーい!」みたいな感じでSlackに投げます。

「ご当地飲み・仙台会」の特産品ラインナップ  仙台出身メンバーのおすすめコメント付きで共有されるので、選ぶのも楽しみの一つ

武内:近隣の出身者が仙台の特産品を知っていたり、「どれも美味しそうで甲乙つけがたい~」や「喜久福といえば、呪術廻戦の五条先生!」といった発言が出てコミュニケーションが広がることが多いです。特産品は会社側で事前に買い上げて支給しているので、選んだ特産品がご当地飲みの当日に参加者の手元に届くようにしています。事前に支給物が手元に来ているので当日の参加率も高いです。

ーー確かにそれは嬉しい!!

武内:要は、その日参加したい理由が生まれるし、誰がいるか、尺感がどのぐらいかわからないっていう課題がクリアになるんですね。
『この日は○○さんが仙台について語る』ことや『特産品をみんなで食べながらやんややんやする1時間半』がイメージできるので、参加しやすいんです。
あと、ご当地がテーマなので、主催者の生い立ちの話になりやすいです。「ここの○○が美味しくて~こういう学校に通っていて~」といったように、そのメンバーのバックグラウンドが知れるようになっています。

リモートワークの弊害って、実務上関わる人達はコミュニケーションが発生する反面、斜めのラインのコミュニケーションがすごく少ない事だと思ってます。
仕事の繋がりだけのコミュニケーションとなるとテーマも固く絞られてしまうけど、仙台というテーマだったら関わりやすいし、主催者であるメンバーを知れる機会にもなります。

また、同じものを食べることも一つポイントになります。同じものを体験しているだけでも一体感が生まれてくるためです。

仲良くなれるオンライン部活動で、ノウハウ共有をスムーズに

ーーみんながみんなオンラインコミュニケーションに積極的ではないと思うのですが、チャットコミュニケーションが難しいと思う人にはどうしていますか?

武内:テキストコミュニケーションの経験の有無はポイントだと思っています。例えば対面だとコミュニケーション活発な営業マンが、チャットになると完全に埋もれてしまうといったケースもあります。
我々のSlackは、Twitterの文化に近いです。

「うわ、ラーメンこぼした」みたいなつぶやきを書く人もいれば「ちょっと病院行ってきます」という状況共有、「この前のテレビみた?」といった雑談など。そういったカルチャーを掴み切れていない方や、慣れていない方だと馴染まない面もあるかと思います。

ただ、こういった課題を仕事上のコミュニケーションだけで解決しようとすると、とてもハードルが高いです。

――Twitterやチャットといったコミュニケーションに慣れていないと入り込むのも難しいですよね。

ラーメン部では決まった時間にラーメンを食べるのと、日々どこの何ラーメンが美味しかったなどの情報交換が行われているそう

武内:そこで大事にしているのが、アンオフィシャルなコミュニケーションです。
当社には、ラーメン部と人狼部という部活動があって、どちらもすごく盛り上がっています。仕事上だと「どこまで指摘をしていいのかな?」「誰に聞いていいのかな?」とコミュニケーションの取り方で悩む場面も多いけれど、ラーメンの話でそこまでの葛藤って生まれないですよね。そのため、誰でも気軽に参加しやすい場になっています。

会社のコミュニケーションをよくしようとしているメンバーがオープンに主導しているので、そのぐらいでいいんだっていう感覚がつかみやすいと思います。また、途中退出もOKのルールで実施しています。
以上のように、コミュニケーション慣れには部活動などのアンオフィシャルなコミュニケーションが効果的で、社内の情報共有促進にも効いている実感があります。

――部活動が社内の情報共有促進につながるとはどういうことですか?

当社はクライアントワークのマーケティング職で、情報の流通頻度は高いほうだとは思いますが、中には「うちはノウハウの共有がそれほどない」という会社もあると思います。社内でお互いに情報共有が成されるかは、実務上の必然性だけでなく、社内の人間関係の良好さも大きく影響します。
ここで効いて来るのが、部活動を通したアンオフィシャルなコミュニケーションなんです。

”ただの社内の人”という漠然とした”同僚”ではなくて、”仲良しの仲間” になっているので、お互いが喜ぶ事自体にモチベーションが持てるんです。仕事の関わりしか無いと「業務上必要ならシェアしますけど‥」と後ろ向きな姿勢になる事が多いと思います。
近しい仲間がいれば困った時に頼れるし、話し相手にもなれるし、辛かった日も「でも、今日夜人狼部だから楽しもう」と切り替えの場にもなったりする。
そういったコミュニケーションでモチベーションのコントロールができたり、普段の仕事がしやすくなっているように思います。

社内コミュニケーションは1本化、コミュニケーションの全てをオンライン上に

ーー社内コミュニケーションをSlack1本化しているのも大きいとか?

武内:他社さんとお話していて再認識したのは、社内のコミュニケーションをSlackで一本化している事が、対話が円滑になっている要因だと思います。Slackの運用ルールも明確にしています。

チャンネルの命名権、チャンネルを作る権限を持っている人は、社内で二人しかいません
チャンネルを作れる人数を限定した上で、とにかくコミュニケーションを全部オープンのチャンネルでやりましょうとしているので、情報がどこにあるのかが分かりやすくなります。

プライベートチャンネルは人事上の話や情報公開できない内容だけ。どれを共有する共有しないじゃなくて、絶対共有しちゃいけないもの以外はオープンチャンネルでやり取りします。
そうすることでコミュニケーションロスを大幅に無くせるんです。

実はこれができていない会社さんが多くて。チャットツールのログにすべての情報がある状態ではないので、直接聞かなきゃわからないとなってしまうのです。

ーー例えばもうすでにチャンネルが乱立していて整理が難しい状態でも、今から整理できるものですか?

武内:チャット周りの整備は、どこかで棚卸するしかないと思います。日々の業務は問題なく回っているとやらなくても大丈夫だと思いがちですが。

大変だけど、タイミングをみて「今日から全面的にチャンネルを変えます!」、「社内メールでやり取りしていたものをチャットに切り替えます。」って舵を切らなきゃいけないんですよね。

浸透させる方法として、管理職メンバーに方針を重ねて伝えて、周知・徹底を促しています。誤った場でコミュニケーションしていたら「違うよ、こっちだよ」という誘導を初期のうちかなり口うるさくやった事があります。

そうなるとさすがに習慣化していくというか、例えば新規案件の話をする際「チャンネル立てたほうがいいですよね?」といった意識が自然と生まれるようになります。
コミュニティマネージャーというかファシリティマネージャーというか、そういう立ち回りの人がいることで、はじめて理想の状態でワークができる感じですね。

ーーありがとうございます!

第二部では、毎月泣くメンバー続出の全社会議や、ベースとなるオンラインコミュニケーションの運用についてうかがいます。

会社概要
会社名     :株式会社NAVICUS(https://www.navicus.info/
所在地     :〒101-0022 東京都千代田区神田練塀町73 プロミエ秋葉原801
事業内容    :SNSマーケティング事業、コミュニティ戦略設計事業
出社率/働き方 :リモートワーク
取材日     :2021年3月31日

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