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移転成約事例 ジェムドロップ株式会社

ジェムドロップ株式会社 ~メンバーがのびのび開発できる環境で見つけた意外なメリット~

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新宿から電車に揺られること15分、調布駅からから少し歩くと調布センタービルが見えてきます。
その4階に位置するのが、ジェムドロップ株式会社さんのオフィスです。
まず目に入ったのは、ガラスタイルを使った、清潔感のある受付。
かわいいキャラクターの横にあるiPadの受付は独自開発で、まるでゲームが始まるかのようなワクワク感がありました

今回は、2018年5月に移転されたジェムドロップ株式会社さんへのインタビューです。

スマートフォンやPlayStation4のゲームソフトウェアの制作・開発や、VRアクションの開発など、
クリエイティブな事業を多数展開するジェムドロップ株式会社。

移転したばかりの新オフィスはどのように選んだのでしょうか?
そして移転後に分かった、駅や都心から少し離れた地にオフィスを構える意外なメリットとは?代表の北尾さん(以下敬称略)にお話を伺ってきました。

移転時に感じた、ゲーム会社独自の悩み

実際の受付画面と、会議室で選べるドリンクメニュー画面。むやみに「+」マークを連打したくなりますね。

HATARABA編集部:素敵なエントランスですね!エントランスが“企業のアピールの絶好の場”ということを御社にきて実感しました。
さっそく移転の経緯から伺いたいのですが、まずは弊社小久保との出会いからお聞かせいただけますか?

北尾:小久保さんとの出会いは、共通の知り合いの紹介でした。
当時弊社は中野新橋のインキュベーションオフィスに入っていて、そこを出て広めのインキュベーションオフィスに入るか、新規で賃貸オフィス物件を探すかで迷っていた時に、同業他社の知り合いに悩みを打ち明けたところ、小久保さんを紹介してもらいました。

最初の移転は増員を見越しての移転でした。当時は4人くらいだったのですが、「私のイメージでは10人ちょっとまで増やしたいんですよ」という話をさせていただきました。
そして以前入居していたオフィスを紹介していただきました。
順調に業績も上がり、メンバーも増えてきて、当時20人くらいだったかな?30~40人くらいまで入るオフィスを探すことになりました。

HATARABA編集部:そして今回もまた拡張移転ということですが、一般的に拡張移転となると「現在地よりも都心に移りたい」
という意向の企業が多いと思います。そのような想いはなかったですか?

北尾:それが真逆で、あまり都心に魅力を感じていなかったんですよ。都心のほうが、おしゃれなオフィスが多いと言われたらそうなのですが、僕らが求めるのはその方向性じゃないなと感じていましたね。

あと、同業他社さんの近所に行きたくなかったというのもあります。
決して仲が悪いとかではないのですが、なんとなく気軽に晩御飯やお昼を食べに外に出たりしにくいなと感じたので。

中野坂上から遠くへ行きたくないという想いもありました。
なので、エリアとしては笹塚・幡ヶ谷、京王線か丸ノ内線沿線という比較的絞った範囲でオフィスを探していました。

理由としては、新卒でも首都圏外の出身者が多く、当時のオフィスの近くに住むメンバーが多かったので遠くに行きにくいかなと。

右が北尾社長、左が弊社小久保

HATARABA編集部:最初のオフィス移転の際は、他の仲介会社さんに相談はされなかったのですか?

北尾:その時は一瞬、他社さんに相談しました。
けれどもすぐにオフィスバンクさんに絞りましたね。

小久保さんが提案含め色々とよくやってくれているなという感じでしたし、
何よりも同業他社さんのご移転を多数担当された経験があるということで安心できました。

勝手がわかっているというか、成長する会社は2,3年したら引っ越すのでそれを見越した内装にするかしないかとか。
ゲーム会社の特性というのもわかってもらえていたので話の進みが早かったですね。

HATARABA編集部:ゲーム会社がオフィスを選ぶときに特に気を付けなければいけないことには、例えばどんなことがありますか?

北尾:ゲーム会社は、電気容量の大きさに気をつけなければなりませんね。

一人に対して、PCが2台・ディスプレイが3つ必要だとすると、大学生の一人暮らし分くらいの電力を使います。
15~20アンペアくらいはガツガツ使っちゃうんです。

加えて、専用の開発用機材を使用しますし、主要取引先も特殊な機械を使います。それはPC1台分くらいの電力使うんですよね。
だから油断すると簡単にブレーカー落ちたりします。(笑)

なので、電気容量はオフィス移転を検討する際のハードルになりましたね。
竣工年が古いビルだと電気容量自体が少ない場合があるからです。

結果的に、候補で残ったのは以前にデータセンターが入居していたようなビルでしたね。

HATARABA編集部:それはゲーム会社やIT機器を多く使う会社ならではの問題ですね。

北尾:当時のオフィスに入居していた時から、どうしても休日出勤や夜遅くまで作業する場合があるので空調も課題だとは思っていました。

データセンターとして使えるくらいの設備だと、個別空調がしっかりしているのでその問題も同時にクリアできました。

希望を並べたらかなり条件を絞らないといけない。24時間出入りできるエントランスなど多いため、条件にあう物件が少なく困りました。

なので、今回の移転は、エリアも広げてたくさんの物件を見ることにしました。

南が五反田、北が池袋、東が飯田橋、そして西は府中まで。20棟くらい内見したと思います。

こうして振り返るとだいぶたくさんの物件を見ましたね。

「あえて混ざるようにしたい」とこだわったワンフロア

HATARABA編集部:その時の選定基準なのですが、設備的な問題以外に何か意識されたことはありますか?

北尾:感覚的に辛気臭くないところと、ワンフロアで収められる物件というのは意識しましたね。

ワンフロアにこだわった理由は、業務上コミュニケーションが密に取れないといけないので、そこは重視していました。
弊社は一般的な企業のように、部署に分けていないので、目が届く範囲がいいなと考えていました。

もちろんデジタルでのやり取り、つまりチャットツールでのやり取りはします。しかしワンフロアかそうでないかで、進捗具合の伝わり方が違うんですよ。

HATARABA編集部:それはやはり対面でのコミュニケーションが大切ということですか?

北尾:その点もありますね。

あとは個人的な感覚なのですが、
離れたところで誰と誰が揃って話しているという状況が見えると「あの案件があそこで進んでいるんだな。」みたいにプロジェクトの進捗が見えるんですよ。

これは私の経験談なのですが、同じチームでフロアが分かれてしまうと、謎の不信感が生まれてしまう。
その“コミュニケーションロス”のようなものを避けたかったんです。

例えば、「4階の奴らは」とか「3階の奴らは」とか階で呼んでしまったりね。

北尾:弊社には、エンジニアもデザインを描くアーティストも、ゲーム制作に関わる様々な職種の人間が在籍しています。
それを例えば、「エンジニアのフロア」や「アーティストのフロア」などで区切ってしまうと包括的なコミュニケーションが取れなくなってしまい外注感覚になってしまう。

私の考えとして、ゲーム作りは外注感覚で進めてしまうと良いものが作れないと思っています。だからこそ、あえてごちゃごちゃにしてみようと思いました。

HATARABA編集部:案件の進捗が目に見えてわかったり、あえて混ざるようにする仕組み、とても面白いですね!
他にオフィスを選ぶ際にこだわったポイントはありましたか?

北尾:「天井高」と「採光」は気にしました。制作で屋内で働いていることが多いと息が詰まってしまうときがある。
その中で極力開放感があって明るい環境っていうのは大事だと思います。なので窓や採光には気を配りました。

もう一つの 「天井高」というのは、アーティストの方々は、自分で動いて確認したりするので、極力高めの天井を意識しました。アクションゲームを作るときに剣とか振ったりするんですよ。振ったときに天高が2400mmとかだと天井に「ゴンっ」って当たったりしちゃう。
大きな姿見もお手洗いにあるのですが、そこでポーズの確認している人もいますね。不思議な会社でしょ(笑)

ビル設備の条件として意識したことは、できるだけ喫煙スペースから離れているところ、というのは気にしました。
メンバーに喘息気味の人が多く、やはり動いてくれるメンバーの健康面のことはできるだけ優先させたかったです。

HATARABA編集部:社員のことを考え、制作会社ならではの希望もある中で物件を見つけることは難しかったと思います。
どうして調布の駅を選んだんですか?

北尾:条件を増やしていったら、候補が限られてきてしまいました。

話を進めていく中で条件に合致しそうな物件が、飯田橋と調布の2件になったんです。

メンバー10人と一緒に内見に行った際に、メンバーから「社長、ここには住めません。」と言われました。それが一番の理由ですね。

HATARABA編集部:社員を10名と内見なんて珍しいですね!一般的には役員の方と移転担当の総務の方のみという場合が多いのですが。

北尾:そうなんですか?ぞろぞろと行ってしまいましたね(笑)

物件が絞れた段階で、メンバーにも物件を見てもらおうと思い、一緒に行きました。

その時に、メンバーから「ここには住めない。」という意見をもらい、調布の物件に決めました。

もちろん、調布を選んだことでのデメリットもありました。それは通勤時間ですね。

飯田橋にすれば、社員の平均通勤時間はあまり変わらない。調布にすると通勤時間が増えてしまうメンバーが出てきてしまう。

内見後に、調布の物件にしようと考えた段階で、
通勤時間が長くなってしまうメンバーに「申し訳ないけど、調布の物件にしてもいいかな。」と話して納得してもらいました。

HATARABA編集部:移転が決まる前に社員と内見に行ったり、前もって話してくれる環境とても素敵です!

北尾:弊社は過程から大切にしているんですよ。僕自身、前の仕事に就いていた時に移転させられる側だったのでその気持ちが分かっているつもりです。

突然、「○○へ移転します。」と決まると社内がざわつくし、下手したら署名活動しましょうなんて人も出てくる。

しかし、前もって進捗を共有しておくとメンバーの心の準備もできるのでそこは大切にしていますね。

調布にきて分かった、駅から少し離れた物件の意外なメリット!

しっかりと採光がとれる広々とした会議室

HATARABA編集部:社員との距離感がとても羨ましいです。すぐに伝えてくれるからこそ、共感を生み出していけるんですね。
中野坂上から調布に移転して、環境はどう変わっていきましたか?

北尾:正直にいいますと、駅から距離あるし、取引先は遠くなったしでやはり最初は不便さを感じることはありました。

でも周辺環境はすごく良いんですよ。大きなスーパーやドラッグストアも近くにある。駅前に行けば飲み屋もランチもあります。

不便さは、取引先の方も同じように感じたようでした。
一度来社していただいたお客様の中には、相手が気を遣って次回からの打ち合わせを「Skypeでいいですか?」提案してくれた方もいて、
結果として私が会社にいる時間が増えました。Skypeのようなweb会議ツールだとお互いに移動時間ゼロですからとても効率的ですよね。

この点は、私も移転時に全く想定していなかったので、意外な発見でしたね。

HATARABA編集部:すごい発見ですね!駅から遠い物件はオーナーさんも
「どのように扱えばいいか難しい」と言われることが多いので、このようなメリットを打ち出せるのは強みですね!

北尾:この移転をきっかけに、「直接打ち合わせしなくてもいいものはSkypeでいいよね」という流れになりました。
Skypeでも意思疎通できるという認識を持っていただければ、お互いの余計な時間を使わないのでメリットが大きいですからね。

社内的には、ワンフロアにすることでコミュニケーションを活性化しつつ、社外で使う時間は絞って業務効率化をする。
ここに移転してきたからこそできる業務効率化の方法ですね。

このことって、会社が調布駅という山手線の外側、さらに駅から遠い物件だからこそ気がつけた点だと思います。

調布駅には実は新宿駅から15分ほどで来られるのですが、直線距離が遠いので来たがるお客さんが少ないんですよね。

開発のメンバーが、のびのび仕事ができる環境であればそれでよかったんです。
結果打ち合わせに時間を奪われていたマネージャー陣と僕らの時間も増えるという大きなメリットがありましたね。

HATARABA編集部:予想もしなかったメリットが出てきて驚いています。
北尾さんが考える仲介会社を利用するメリットや、二度の移転をサポートさせていただいた弊社小久保と伴走した感想をお聞かせください。

北尾:メリットと言われて最初に思い浮かぶのは、自分たちに移転の知識がないから、「困ったら聞く人」という感覚です。

移転の過程で必要とされる費用や疑問に思ったことなどをすぐに聞けるパートナーですね。
自分たちの要望を上手にオーナーさんへ伝えてくれる交渉力に加え、小久保さんやオフィスバンクの方に関してはすぐにお返事いただけましたから安心できましたね。

HATARABA編集部:ご移転にご満足いただけて、心の底から良かったと感じています!
「仲介」と聞くと「そこにかかる費用って何のために必要なの?」と思う方もいらっしゃると思います。仲介会社にかかる費用に対してはどうお考えですか?

北尾:仲介会社にかかる費用に関しては、お互いが納得をしていれば問題ないことだと思います。
先ほども申し上げたような交渉力、オフィス移転に関する知識など私たちではどう頑張っても限界があるところをサポートしていただける、
結果として気持ちよく働ける場所へ移転することができたし、これは感覚なのですが、私としても気持ちよくお取引させていただいたので納得の価値だと思いますよ。

HATARABA編集部:気持ちよく取引させていただいたなんて、私たちとしてもとてもありがたいです。
北尾さんから見て弊社小久保はどのように映りましたか?良かったところと、悪かったところもこの際なのでお聞かせください。

北尾:すごく早くご連絡いただけますし、こちらの条件とか要望を汲んでいろいろな候補の物件を提案してくれてすごくありがたかったです。

小久保さん自身が創業4年目にオフィスバンクさんに入社されたと言われていたからかもしれませんが、創業時の会社をよくご存じなんですよ。

「ここはもう少しコストダウンできますよ。」
とか実体験を踏まえた親身なアドバイスをしていただきました。だからこそ、気持ちよくお取引させてもらえたのかもしれません。

従業員満足度のためのさまざまな挑戦

リフレッシュスペースには畳が!窓側はランチも食べやすそう。実は奥にゲーム機もあります。

HATARABA編集部:評価していただきありがとうございます。
最後に1つ、この調布という場所にきて新しい制度など会社で挑戦されたことはありますか?

北尾:結構変えたところあるんですよ。

調布に移転してきてから、お昼休みを15分増やしました

駅前までランチに行って、食べて帰ってくると走って帰らなきゃいけなくなるという声をいただいたので、であれば延ばそうと思いまして。

就業時間を延ばすわけではなく、休憩する時間が延びたので自由な時間が増えた感じです。
コミュニケーションが増えたり、メンバーの満足度が上がったと思います。

あとちょうど今月からなのですが、英会話教室を始める予定です。
業務上、英語を使う機会がすごく多いんです。だからこそ、外部の講師の方をオフィスに招いてオフィスで英会話教室で始めます。

こういう新しい制度の導入って一気にやると、メンバーが混乱するので2~3ヶ月空けて少しずつ実施していこうと思います。

これは時期を見て実施予定なのですが、平日を含めた週休2日制の導入です。普通の週休2日制だと5日働いて2日休むの繰り返しじゃないですか。それって辛い人には、とてもしんどいんじゃないかと思うんです。例えば、3日働いて1日休む、2日働いて1日休むとかのほうが効率がいいのではないかと。

平日に休むことで、お店が空いていたり映画が安かったり結局はリフレッシュになるんじゃないかな。あとこの制度はもう一つのメリットあると考えています。それはオフィスが静かな時のほうが働きやすいというメンバーもいるので、そのメンバーには逆に水曜出勤して週末休んでもらったりしたら会社全体の生産性に繋がるのではないかと思い、導入予定です。

HATARABA編集部:なるほど。移転後も様々な試みをされているのですね!本日はお時間をいただきありがとうございました!

インタビューを終えて

社員の方々を一番に思い行動する、北尾さんの人柄や会社全体の雰囲気がひしひしと伝わってくるインタビューでした。
北尾さん曰く、「他と違う」というのを企業のテーマにしているからこそ進める道なのかもしれません。
独自の温かさを社員の皆様と共感しあえる環境が、とても素敵でした。

ジェムドロップ株式会社

  • 業種:ゲームウェアの企画・制作
  • 移転先:調布センタービル
  • 移転後坪数:284.98坪
  • 従業員人数:42名(インタビュー時)
  • 企業URL:http://www.gemdrops.co.jp/

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